マチナカ年代記

ぼくが考え、書いてきたこと。

抜書き

2403:エミリー・ディキンソンの詩作から

詩とは何か (講談社現代新書) 作者:吉増 剛造 講談社 Amazon もし私が一人の心の傷をいやすことができるなら私の生きるのは無駄ではないもし私が一人の生命の苦しみをやわらげ一人の苦痛をさますことができるなら気を失った駒鳥を巣にもどすことができるなら…

2403:「崖」~『石垣りん詩集』より

こんにちは。 未だ三分の一程度を読んだだけの『石垣りん詩集』ですが、今回も一作をご紹介いたします。Eテレ「100分de名著」テキストでの言及があるのか、未確認なのですが、いずれ確認しておきたいと思います。 石垣りん詩集 (岩波文庫) 岩波書店 Amazon …

2402:「表札」~『石垣りん詩集』より

こんにちは。 来月(2024年3月度)のEテレ「100分de名著」forユース全4回では、うち1回が文月悠光さんによる『石垣りん詩集』が紹介されます。以前どなたかに紹介いただいた、以下の「表札」が取り上げられるかなあと、勝手に想像しています。 * * * 表札…

2401:『一冊で読む日本の近代詩500』~井伏鱒二

一冊で読む日本の近代詩500 笠間書院 Amazon こんにちは。 図書館で借りてきた上掲のアンソロジーから、気になったものを「抜書き」していこうと思います。1回目は、茨木のり子のエッセイ集(『言の葉さやげ』)でも取り上げられていた、井伏鱒二の漢詩の翻…