マチナカ年代記

ぼくが考え、書いてきたこと。

2309:ホームズを英文で読む(01)

こんにちは。

これから少しずつ、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ作品の一作「赤毛連盟」(「赤毛同盟」とする訳もあり)を読んでいこうと思っています。

直接のきっかけは、Eテレ「100分de名著」の2023年9月度のテキストとして、ホームズ・シリーズが選ばれていたことです。その放送第1回で取り上げられていたのが、これから読もうとしている「赤毛連盟」でした。以下、1回について、1~3つの文を抜書きした上で英訳を試みていきたいと考えています。

 

本文

 Adventure 2 ― The Red-Headed League

 I had called upon my friend, Mr.Sherlock Holms, one day in the autumn of last year and found him in deep conversation with a very stout, florid-faced, elderly gentleman with fiery red hair.

語句

League 同盟、連盟、リーグ(← 結ぶ)

call upon (人に)前に来るように命じる 

conversation 会話

stout しっかりした、肥満の人

florid-faced 赤らんだ顔

elderly かなりの年配の

fiery 燃えるような

試訳

昨年の秋のある日、わたしは赤毛で太った赤ら顔の老紳士との込み入った話しのために、友人のシャーロック・ホームズ氏に来るように依頼した。

参考(深町眞理子訳)

昨年秋のある日、友人シャーロック・ホームズ氏を訪ねたところ、彼はひとりの客と熱心に話しこんでいた。どっしりとして幅にある体格の、年配の赤ら顔の男で、燃えるように赤い髪をしている。