マチナカ年代記

ぼくが考え、書いてきたこと。

固定記事:ぼくがこのブログでしたいことについて

こんにちは。

記憶が確かなら、ぼくが「ブログ」を始めたのは2001年の4~5月ごろ、ニフティのココログでだったかと思います。その頃はまだ無料のブログサービスはなく、プロバイダから提供されるサービスだったので、そのプロバイダを解約すると同時にブログはなくなってしまいました。また、バックアップをしたり、そのデータを他のブログサービスに移管するといった発想がぼくになかったので、せっかく書き溜めていたデータは、もう見れなくなってしまいました。残念です。

もちろん、バックアップに成功しているブログもあります。しかしながら、公開するには難がある記述もありましたので、そうしたバックアップデータを、一律には再公開できないでいました。

今になって歴代のブログデータについて見直し、加工した上で再公開してみようと思うに至ったのは、2023年7月ごろから執筆を始めた「小説」の資料として活用できる/しなければならないと踏んだからでした。

もしかすると、ブログを書く人は少なくなってしまったのかもしれない。それでも、やはりブログでなければならないことというのは、あるのだと考えています。確かにインターネットベースで展開されているサービスは多様化し、百花繚乱でそれぞれに覇を競い合っているような状況です。それらについて、どれもこれもというわけにはいかないのはもちろんですが、少なくともどれか一つ「のみ」を選択する択一問題ではないと、ぼくは思っています。複数を選んだ上で、どれかに比重を置くのが現実的でしょう。

ぼくはどうやら「多趣味」と言っていい人間のようです。本を読んだり読書会を主催したり、また、クラシック音楽や映画・ビデオを鑑賞するといったことに加えて、インターネット上で展開されているさまざまなサービスを活用するというのもまた、趣味としてカウントしてもいいと思います。

今回このブログ記事で書こうとしているのは、そうした趣味「群」の一つであるインターネット利用の中でも、ブログを重視していこうとしている点についてです。ブログを書き始めて、そろそろ四半世紀になろうという段になって、ようやくブログが、いくつもある趣味と趣味、そして人と人とをつなぐ「ハブ」として働いてくれそうだということに思い至ったわけです。

ぼくはこれまで、インターネットを介して提供されているサービスをさまざまに使ってきましたが、そうした中でも、ぼくにとってはブログが親和性が高いのです。ぼくがネットでのサービスに求めているものとは、①公開性、②蓄積性、③検索性などでしょうか。これらを兼ね備えているものとしては、ぼくとしてはやはり、ブログということになるでしょう。SNS、ことにTwitterが「元」Twitterになって際立った劣化を見せるようになったあとでは(無論それでもTwitterには、代替不能な役割があるのですが)、SNSからブログへの「回帰」現象が起きたということなのでしょう。

さて、そろそろ「結び」に向けて進めていきましょう。ぼくがこのブログに負わせたい/負ってもらいたい役割や機能とは、さまざまに書き散らしてきた諸ブログ・諸サービスのデータについて一瞥できるデータベースとして、それらを統廃合することです。もちろん、このブログには収まりきらない、あるいは相容れないタイプの文章は、別途併行して継続していきます。統廃合できるものについては、加工・編集した上で、このブログに収めていきますし、新しく書き起こすものについては、このブログでの公開を優先しようと思っています。

どうか今後とも、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。